奇跡
そうなったらもう開き直るしかありません。
「もう潰れもいいや!」っと、思い今までは考え付かなかった調合率をダメモトでやってみたところ…
これが「ビタ」とあったのです!
今まで経験した事のない味・食感だったのです。(もちろん24時間後も美味しいのです)
開店2日目夕方にやっと完成!
たしか、完成した瞬間気が抜け座り込んだ事を覚えています。
生地開発に取り掛かって4年近く経過し、やっと自分の思う究極のたこ焼きが完成した瞬間です。
開店の2日間、何回も生地を作り、それを食べ、美味しくなかったら廃棄!
この繰り返し、このテンポが速かった為、
(たくさんの種類の生地を作り、たくさんの種類のたこ焼きを食べたことになります)
この失敗の経験は、その後の生地開発のヒントとなる事がたくさんあり、今でも開発の基本となっています。
2日間行列でき、車で前を通ったかた、近隣のお住まいの方・会社の方・小中学校の方新聞社の方・メディアの方が見ていたのでしょう!
3日目以降春休みもあったのですが、夏場まで毎日行列ができ投資分は3ヶ月で回収その後、毎年定期的にテレビに出演したり、地元タウン誌や地元新聞等に載せていただけるお店に。
成長行列は土日以外できなくなりましたが常にお客様が数人いる繁盛店になっています。
その後、噂が噂を呼び大阪、神奈川からたこ焼き開業をしたいとの希望の連絡少々考えましたが開業を受諾、弊社直営店にて共々研修をしていただき開業したのです。この味・食感が全国に通用するかと?不安ではありましたが結果は共々大繁盛現在10年以上取引が続き今も尚繁盛されています。
これをきっかけに全国紙にて(現在ホームページのみ)取引先を募集。福岡を皮切りに兵庫・滋賀・京都・富山・愛知・岐阜・千葉・埼玉・群馬 等々卸先が増加。
※以前、大阪の卸先のたこ焼きを食べ、大阪の有名店めぐりをし、味・食感等を比べて歩いた事があるのですが、私共のたこ焼きの方が美味しいと実感した事を思い出します。
その中には、やはり辞めてしまうお店、FCをされ数店舗に拡大されたお店、たこ焼き屋をきっかけに居酒屋にステップアップされるお店、何年もたこ焼き屋をされ年1回海外旅行される方等たくさん見てまいりました。
失敗の原因、成功の原因を常に追究し当初の成功率60%を85%まで上げるまでになったのです。今回成功の精度を上げるため研修型店舗を作り以後の卸先は100%成功店と考えています。